ナターシャは今でも元の著書を探しています

引用 – Zitate (ツィターテ)
引用方法は漫画でも描いてある通り、20種類弱もあります。私は APA (American Psychological Association) を使わなければいけませんでした。それに対して友人のクララは IEEE (Institute of Electrical and Electronics Engineers) を使わなければいけなかったので卒論の引用部分の作成の手伝いは出来ませんでした。
引用をするのにあたって、引用著書の管理が簡単にできるツールがいくつかあります。Word用のプラグインをインストールする事によって、引用著書が自動的にアルファベット順で掲載されるようになっています。私自身は Mendeley を使っていますが、無料の管理ツールは他にもあります。友人のクララは Zotero を使っています。

剽窃  (ひょうせつ)/盗用 – Plagiat (プラギアート)
ドイツでは大学のレポートや卒論の最後のページに Selbstständigkeitserklärung (ゼルプスシュテンディヒカイツエアクレールング) を書く決まりになっています。これは “すべて私自信が書き上げたものであって、自分の考えでないものは全て引用であるのが分かるように書いてある” という意味の内容を書きます。提出前にこの文章の下に自分のサインをしなければなりません。きちんと引用の記載をしていないと剽窃 (ひょうせつ)/盗用と見なされる事があります。引用の記載を忘れたのか盗作なのかは定かでは無いが、引用の記載漏れによって博士号を失った政治家がドイツではいます。

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