ヘルメットだけではなくサポーターも必要です
電動スクーター (E-Scooter)
ドイツでは去年、乗り捨て可能なレンタル電動スクーターが流行りました。レンタル料金は1分に付き15円から25円程です。料金の幅は電動スクーターを提供している運営会社や購入したパッケージによって異なります。フリーの電動スクーターの位置と電気の残量をアプリ内のマップで確認する事が出来ます。電動スクーターで行く事が出来る範囲は運営会社側から制限されていて、マップ内で表示されています。電動スクーターの提供はある程度大きい町でしか行われていません。
電力で動く乗り物なので、車よりも環境にいいと運営会社は宣伝しています。私は “電動スクーターで選挙に行こう” キャンペーンを利用して電動スクーターにチャレンジしてみました。漫画に出てきている電動スクーターは前と後ろに一つずつブレーキがついていますが、前にブレーキが二つ付いているタイプもあります。最高時速は20km/hですが、10km/hを超えるとバランスとコントロールが難しくなります。道路の質によってはもっと遅くても命の危険を感じます。
ドイツで起きた問題の数々
乗り捨て可能をうたっていた電動スクーターですが、道の真ん中などに邪魔になるよう乗り捨てる人が出てきたため、一部ではスクーター専用の置き場が出来ました。そして今では返却時に乗り捨てた状態を写真で撮り、運営会社にアプリを通して送らなければならないようになりました。また、電動スクーター関連の事故が多発もしました。電動スクーターの利用にはヘルメットの着用 (持参) が義務づけられていますが、私はヘルメットを被っている人は一度も見た事がありません。
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