試験官に笑われてしまいました
—– これは NRW州での話なので、他の州だと基準や試験内容が違います。試験にかかる費用や提出しなければならない資料は市のサイトに書いています。—–
釣りの免許 – Angelprüfung (アンゲルプリューフング)
試験を受けるには50ユーロかかります。私の様に住んでいるのとは別の町で釣り試験を受けるためには15ユーロが追加で必要となります。コロナ過中での試験なのでマスクの着用が義務づけられていました。漫画内ではマスクを着けていませんが、実際はずっと着けていました。コロナ防止の為にテスト開始前と筆記と実技の間は外で待たなければいけないのでメチャクチャ寒かったです。コロナどころかそのせいでカゼを引いてもおかしくない気がします。
私が試験を受けたた市では受験者間の距離をあけるために一日40人を定員としていました。
テスト内容※
筆記 (制限時間60分):
6つの分野 (一般的な魚類学、特別な魚類学、水科学と魚の扱い方、自然と動物の保護、釣り具、法律) からそれぞれ10問マークシート形式で問題が出てきます。一つの分野で最低でも6点必要で、60点中45点を取れば合格です。
実技1:
49種類あるお魚の絵がランダムに6枚見せられ、名前を言わなければなりません。6匹中4匹が正解すれば合格です。
実技2 (制限時間15分):
お題のお魚にあった釣具の選択です。出される可能性があるお題は10種類です。市によってパーツの選択だけの所と組み立てが必要な所があります。28点中25点で合格です。
A1 ローチ、ラッド、ブリームを捕まえるための釣具
A2 ローチ、ラッド、ブリームを捕まえるための釣具 (餌付きカゴ)
A3 コイを捕まえるための釣具
A4 ウナギを捕まえるための釣具
A5 パイクを捕まえるための釣具
A6 ヨーロピアンパーチを捕まえるための釣具
A7 マスを捕まえるための釣具 (ドライフライ)
A8 マスを捕まえるための釣具 (ウェットフライ)
A9 タラを捕まえるための釣具
A10 カレイ目系を捕まえるための釣具 (ヒラメとかぺったんこ系の魚たち)
私は試験でA6を引きました。
※2020年12月の時点での試験内容です。
釣りの免許 (Angelschein, アンゲルシャイン)
釣りの試験に受かると合格証明書が貰えます。その証明書を持って市で免許 (Fischereischein, フィッシャライシャイン) を発行してもらうのにお金がかかります。発行は一年免許証で16ユーロ、5年免許証で48ユーロかかります。免許はその年の終わりまでが一年目としてカウントされるので年の初めに発行してもらう事をおすすめします。釣りの資格は一生モノなので免許を発行しなくても期限切れなどになりません。合格証明書さえあれば、いつでも免許の発行が出来ます。しかし、証明書アリ免許証ナシでは釣りが出来ません。
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